風疹は子供がかかりやすい病気で、一度かかると生涯免疫を得られると考えられていましたが、再感染するケースもありますし、大人でもかかることがあります。 はしかに似た症状が三日くらい続くことが多いため、三日ばしかという別名もありますが、風疹とはしかは全く別の病気です。 風疹は特に大流行しない限りは、春から初夏にかけて流行し、3歳から10歳の子供が感染・発症しやすいでしょう。 症状としては、発熱と全身に出る多数の細かい発疹、首や耳の後ろのリンパ節の腫れ、目の充血、咳、喉の痛みなどです。 大人が風疹を発症した場合には、これらの症状に加えて頭痛や腰痛が起きることもあり、症状も重くなります。 免疫のない人に感染させる恐れがありますから、発疹が消えるまでは外に出ない方がいいです。 特に風疹の免疫のない妊婦に感染させてしまうと、障害のある赤ちゃんが生まれてしまう危険性があります。 治療のために病院に行く場合などには、くれぐれも妊婦と接触しないように気をつけましょう。