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子供の視力 視力が下がり続けたらどうなる?

子どもの視力がどんどん下がり続けてしまったら、どうなってしまうのでしょう?

遺伝的な弱視などを除外すれば、小学校の健康診断などで視力低下が指摘される場合の殆どは「仮性近視」です。

この仮性近視とは「一時的な視力低下」を指す言葉なのですが、放置していると視力はどんどん低下していき、やがて「真性近視」へと進行してしまいます。

では、仮性近視と真性近視にはどんな違いがあるのでしょうか。

仮性近視は、同じ距離のものを長時間見続けることで起きてしまう症状です。

まだ照明が電球だった頃の日本では、薄暗い室内での勉強が主な原因でした。

蛍光灯が普及した後は、漫画やテレビ、ゲームなどが仮性近視の原因と言われ、現在では携帯電話やスマホ、パソコンが原因だと言われています。

仮性近視の間であれば、原因となる生活習慣を改善することで視力の低下を防ぎ、元の視力を取り戻すこともできるでしょう。

でも、悪い生活習慣が長期間続いてしまうと、視力はやがて近視の状態で固定されてしまって、元の視力には戻らなくなってしまいます。

これを真性近視と言い、真性近視になってしまったら、低下した視力を取り戻すのは非常に困難です。

視力低下が恐ろしいのは、どんどん進行していくところにあります。

酷くなれば0.1以下にまで落ちてしまい、メガネやコンタクトレンズがなければ1m先も見えないほどの視力になってしまうのです。