硬水、軟水ってどういう意味かというと、水に含まれているカルシウムとマグネシウムの量の濃度の違いによって分類されています。 カルシウムとマグネシウムの合計量が大きい水を「硬水」、小さい水を「軟水」と呼んでいるのです。 どちらも同じ水ですので、当然、見た目は同じですが、成分の違いから味が若干異なっています。 硬水はしっかりとした口当たり、軟水は柔らかい口当たりになるでしょう。 そのため、コーヒーやお茶、料理などに使う際は、軟水の方が向いていると言われています。 また、日本の水の大半は軟水ですので、日本人が飲みやすいと感じるのも軟水のようです。 ちなみに、ヨーロッパや北米では、水が地層に含まれている時間が長い事から、大半が硬水となっています。 ヨーロッパ方面のミネラルウォーターに硬水が多いのは、そのためですね。 硬水と軟水、どちらにもメリット、デメリットがありますので、水を使うシーンや味の好みによって使い分けると良いでしょう。