肝臓の健康をチェック!血液検査で重要な数値とは
血液検査をすると、肝臓が健康かどうか確認することができます。 その時に使用される代表的な数値は、以下のようなものです。 ・ALT(GPT) ・AST(GOT) ・γ-GTP ALTとは肝臓に特化した酵素を数値化したもので、5~45U/Lが基準値です。 この数値を超えている場合、肝炎や肝硬変、肝臓がん、心筋梗塞、アルコール性肝障害、脂肪肝などの疑いがあります。 ASTは肝臓、心臓、筋肉などに含まれる酵素を数値化したもので、10~40U/Lが基準値です。 基準値をオーバーしていると、心筋梗塞、肝炎、肝硬変、脂肪肝、肝臓がん、アルコール性肝炎などの可能性があるでしょう。 γ-GTPとは、解毒作用と関係している酵素を数値化したものです。 基準値は、50U/L以下となっており、この数値以上だと、アルコール性肝障害、急性肝炎、肝臓がんなどが疑われます。 お酒が好きな人はγ-GTPの基準値を超えやすいので、十分注意してください。 どの数値もそのまま放置すると危険ですから、医師とこれからの対策を考える必要があります。